高齢出産のリスク:子宮内胎児発育遅延・早産
高齢出産のリスクの中で、その原因が母体の加齢が問題になっている事があります。
子宮内胎児発育遅延や早産も母体の加齢による原因といわれています。
正常な胎児の発育は、妊娠週数に相当した発育を辿ります。
しかし、何らかの理由(たとえば妊娠中毒症や内科的要因)により、子宮内の胎児の発育が遅れている状態を「子宮内胎児発育遅延」と呼ばれています。
「子宮内胎児発育遅延」のリスクは、胎児死亡、周産期死亡の原因になる場合もあります。
母の年齢によって胎児体重の変化はないとする報告が多く、年齢とともに2500g未満の「低出生体重児」の出産率は明らかに増加します。
データでは、35歳以上の高齢妊娠では10%以上の割合で2500g未満の「低出生体重児」が誕生します。
もし、「子宮内胎児発育遅延」が認められたならば、厳重な胎児管理の必要が起きてきます。
このリスクは、高齢妊娠と早産の相関関係があるとの報告もありますが、一般的には強い関係ではないと考えられていますので心配のし過ぎはいりません。
そうは言っても、40歳以上の高齢出産のリスクでは、早産率が明らかに増加しますから注意が必要となってきます。
