高齢出産における不妊治療:基礎体温と排卵
基礎体温と排卵について考えてみます。
高齢出産を心配して病院を訪れる夫婦は多くなっています。
妊娠しにくい人は何らかの原因があるのですが、それを究明するのにも、
基礎体温と排卵の関係は不妊治療の前に知っておくべきです。
基礎体温に関して、意外にも世の中の女性の多くが誤解しているようなので、ここで少し説明をしておきます。
基礎体温をきちんと付けていて、どの時期が「排卵日」なのかということです。
長い間、排卵日の設定は低温期の最後にさらに一段体温が低くなる日があり(最低体温日)、この日が排卵日とずっと考えられてきました。
今までは、卵巣の中の卵胞が破れて排卵すると黄体ホルモンの影響で体温が上昇しますので、一番下がった日を排卵日としてきました。
また、最近まで直接排卵を確認することは出来なかったのですが、「経膣超音波法」の登場により卵胞を測定できるようになったのです。
卵胞の大きさを測ることも可能ですし、排卵の予測も数時間単位で出来るようになってきたのです。
その結果、必ずしも最低体温日に排卵するとは限ってないことが分かってきたのです。
最低体温日前日5%、最低体温日22%、最低体温日翌日(低温相最終日)40%、最低体温日翌々日(高温相初日)25%というデーターが分かってきました。
これによると、排卵日の前日から排卵後3日までの5日間は最も妊娠しやすい日となります。
不妊治療の患者にとっとは、嬉しい情報となりました。
また今後は、高齢の方への不妊治療も一歩前進していくことになるでしょう。
良く検索されるキーワード[PR]
