不妊治療 子宮因子による不妊症
高齢出産を考えるとき、妊娠しない場合に女性側の原因を探していくと、子宮に関係がある場合が少なくありません。
女性の子宮因子に異常が認められて不妊になる場合を考えてみます。
その中で先天性子宮奇形というのがあります。
子宮は、左右のミュラー管がひっついて発生する臓器です。
癒合の異常により先天性子宮奇形が発生します。
先天性子宮奇形には、双角単頚子宮、双角双頚子宮、弓状子宮、不全中隔子宮、中隔子宮、分離重、単角子宮、複子宮などがあります。
また、子宮筋腫が原因もよくあります。
子宮筋腫とは、平滑筋でできている子宮の筋肉から発生する良性腫瘍で、石のように固い腫瘍です。
子宮筋腫は約95%は子宮体部に発生し、約5%は子宮頚部に発生します。
発生部位により分類され、粘膜下筋腫、しょう膜下筋腫、筋層(壁)内筋腫とがあります。
月経の量が多くなるのは粘膜下筋腫ですし、最も不妊治療と関係の深いのも粘膜下筋腫です。
不妊治療の中では子宮筋腫を削除するケースも多くみられます。
筋腫が小さい場合は不妊治療として何もせず、そのまま経過を見る場合もあります。
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