出生前診断:母体血清マーカー
高齢出産においては、出生前診断を進める医師も多いのですが、実際、母体血清マーカーの見解はどうなのでしょう。
厚生科学審議会先端医療技術評価部会・出生前診断に関する専門委員会の「母体血清マーカー検査に関する見解」では、母体血清マーカー検査については、近年急速に普及しているのですが、この検査に関する事前の説明が不十分であることなどから、妊婦や夫婦に誤解や不安を与えていること等が指摘されています。
このため、平成9年7月から厚生科学審議会先端医療技術評価部会において、この問題を含む生殖補助医療についての検討を開始し、平成10年10月には、この問題を集中的に審議するため、同部会に「出生前診断に関する専門委員会」を設置し検討を行ってきたところです。
「母体血清マーカー検査に関する見解」が取りまとめられたので、周知することとします。
本見解の主旨は、母体血清マーカー検査には、十分な説明が行われていない傾向があること、胎児に疾患がある可能性を確率で示すものに過ぎないこと、胎児の疾患の発見を目的としたマススクリーニング検査として行われる懸念があることといった特質と問題があることなどがあります。
医師は妊婦に対し本検査の情報を積極的に知らせる必要はなく本検査を勧めるべきでもないというものです。
母体血清マーカーの出生前診断はすすめる医師とそうでない医師もありますから、綿密な姿勢で臨むのがよいでしよう。
未来を救う「へその緒」の秘密

これから出産を迎える方々にとって生まれてきた赤ちゃんの今後の成長や健康というのはとても重要なことです。
将来、赤ちゃんのためにも万が一、病気にかかってしまった場合に備えて、白血球の型が100%適合する、免疫学的に拒絶反応の起きない「自分の細胞」を保管しておくということが非常に大切なことになってきています。
